ジャーナル
車が水没した時の正しい対処法
盛岡の車のプロが教える復旧と判断基準
近年、ゲリラ豪雨や台風による道路冠水が増加しています。アンダーパスや河川沿いで車が水没の被害に遭った際、パニックになって誤った行動をとると、本来直るはずだった車を完全に廃車へ追い込んでしまう危険があります。
水没被害に直面したとき、命を守った後に最も重要なのは「車に触らないこと」です。
盛岡市の石川自動車整備工場が、水没車の被害を最小限に食い止める初動対応と、修理・買い替えの見極め方を解説します。
1. 車が水没した直後にやってはいけないこと
水が引いた後、以下の2点だけは絶対に避けてください。
エンジンをかけない(キーを回さない・スタートボタンを押さない)
エアクリーナーやマフラーからエンジン内部に水が侵入している場合、始動させた瞬間に「ウォーターハンマー現象」が発生し、ピストンやコンロッドが粉砕してエンジンが全損します。
通電させない(バッテリーのマイナス端子を外す)
ハイブリッド車やEVだけでなく、一般的なガソリン車でも電装系のショートによる火災(車両火災)を引き起こすリスクがあります。
水没後は自分で動かそうとせず、ロードサービスや整備工場に依頼してレッカー移動を行うのが鉄則です。
2. 水位別の被害目安と修理費用の分岐点
浸水した深さによって、修理の可否やコストは大きく分かれます。
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浸水レベル |
影響を受ける主なパーツ |
修理・復旧の目安 |
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タイヤ下半分まで |
ブレーキローター、ホイールベアリング |
洗浄・給油点検で走行可能なケースが多い |
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タイヤ上半分〜マフラー |
ドライブシャフト、マフラー、排気センサー |
泥や水分の除去・センサー交換(数万〜十数万円) |
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フロア(車内足元)以上 |
コンピューター、シート、エンジンルーム |
配線腐食やカビ臭・全損リスク大(30万〜要相談) |
フロア面まで水が入った場合、目に見えない配線の腐食が後から進行し、数ヶ月後に突然ショートする危険があります。プロによる早期の分解洗浄と乾燥が欠かせません。
3. 【FAQ】水没車に関するよくある質問
Q1:車両保険で水没被害は補償されますか?
A1: 一般型・エコノミー型を問わず、多くの車両保険で台風や集中豪雨による水害は補償対象です(※津波を除く)。保険を適用すると翌年の等級が「1等級ダウン」するため、修理見積額と将来の保険料差額を比較して使うべきかを判断します。
Q2:泥水に入ってしまった車は、もう直りませんか?
A2: 水位と浸水時間によります。エンジン内部まで水が達していなければ、分解洗浄や油脂類の全量交換、リビルト部品(再生品)の活用により、予算を抑えて復旧できるケースも多数あります。
4. 盛岡で水没・冠水のトラブル相談なら石川自動車整備工場へ
万が一、愛車が冠水路にはまってしまったり、浸水被害に遭った場合は、慌てて動かさずに石川自動車整備工場へご連絡ください。



